２．14年徳島大雪災害 図1 に災害当時の三好市池田の降水 量と気温を示す．14 年12 月4 日15 時 ～5 日15 時の降水量は86mm で，特に 気温が2℃未満となった4日21 時から5 日15 時までの降水量は675mm で，着 雪しやすい状況が長時間続いた．その結 果，国道192 号の愛媛・徳島県境付近で 立ち往生車両が発生したほか，防災科研概要 1 月23 日から25 日にかけて、強い冬型の気圧配置となり、西日本の上空約1500メートルに氷点下12度以下の寒気が流れ込んだ。このため徳島県では、西部を中心に大雪となり、最深積雪は三好市西祖谷で25 日に47 センチ、東みよし町で24 日に30センチを観測した。徳島地方気象台では24 日、1999 年2 月3 日以来となる大雪警報を発表した。 この大雪により、人的被害（転倒による骨折：1 12月5日からの大雪により、集落の孤立停電が続いている徳島県の 三好市、東みよし市及びつるぎ町では、現在、陸上自衛隊の 災害派遣を得て、本格的なライフライン等の復旧活動が行われています。 各市町の社会福祉協議会においても、各市町行政と
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